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Part 49 顧客満足・・・原点≪営業マナー≫を身につけることからの出発(18)- 仕事の姿勢”一歩先を見る、読む”

息子に封書が来ていました。
青い封筒の表には、息子の名前が一生懸命な字で書かれていました。
見るからに、子どもの字です。

2階から息子が、頭をかき揚げながら降りてきました。
びっくりしたよ!
俺が書いた手紙だよ。
青南(息子の卒業した小学校です)が、今年100周年だって、
それで、90周年のときに、「10年後の僕に」という手紙を書いて、
タイムカプセルにいれたんだよ、
その手紙だよ、

○○君が横にいて、一緒に手紙を書いています。
△△さんが、先生と話しています・・・。
(自分の回りの様子やその時の気持ちが書いてあるそうです、
それで・・・母)
10年後の僕に、「がんばれ!」
と書いてあったそうです。

そのとき何を思って「がんばれ」と書いたのか、知りたいところですが。

きっと彼は今、10年前の自分とコミュニケーションをしているのでしょう。
Part49
“顧客満足・・・原点≪営業マナー≫を身につけることからの出発 

?仕事の姿勢”一歩先を見る、読む”

ある地下鉄の駅に降りました。
予めインターネットで、何番出口に行くとよいということを調べてありました。
プラットホームのちょうど真ん中に降りたようです。
案内板を見ると、左方向の出口に向かうとよさそうです。
しかし、左右を見ても出口がありそうに見えないほど、長いプラットホーム。

乗客も少ない。少々不安。ちょうど駅員さんに出会う。
「こちらに出口は、ありますか?」「はい、あります、どちらにいかれますか?」と聞いてくれました。
「・・・へ行きます」「はい、それでしたら何番出口を出ましたら、すぐに分かりますよ」と、突拍子もない聞き方に「初めてだな」と感じられたのでしょう。親切に教えてくれました。

当たり前にしてくれたことかもしれないが、相手の気持ちを感じてくれたのでしょう。心のキャッチボール、暖かさを感じます。

駅中(えきなか)ならぬchikanaka(地下中)、ある高級スーパーマーケットが、店を出しています。
ワインを2本買っている人がいました。
店員・・・カードは使えません(その店発行のものですが)。
お客さま・・・そうですか。
手提げ袋に2本のビンを立てて入れ、手渡そうとしています。不安定な入れ方で。
お客さま・・・きっとそれ、途中で破れると思うよ。
店員・・・無言で、紙袋を2枚重ね始めました。ビンは立てたまま手渡していました。持ちにくそうにその人は、店を出て行きました。

こんなことは本店では、想像もしていないでしょう、本店の目に見えないところで起きていることが、顧客の評価になりますね。

聞かれたことのその先に、思いを配る。
手渡したその後を、想像する。
仕事は、結果を予測しながら、今の行動に工夫と改善をすることが必要ですね。

みんな夢の途中、夢を目標に、目標を現実に®
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青柳教恵(あおやぎ みちえ)

国家資格キャリアコンサルタント
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