皮肌つややかな朝採りタケノコが出ていたと思うと、
ゴールデンウイークの最中には、
きれいなピンク色の”スイカ”が出ていました。
ほんのり甘い夏の香りでした。
連休の谷間を縫って
旭山動物園、洞爺湖、函館と北海道を
バス旅行してきました。
でっかいどー北海道でした。
旭山動物園は、以前に顧客満足の視点
コラムpart2で紹介したところです。
“目で耳で、確かめる”
これが私の一つの基準でもあります。
コミュニケーションの”量と質”が顧客満足を左右する。
Part40
“顧客満足・・・原点≪営業マナー≫を身につけることからの出発?
“見る”を意識する
よくコミュニケーションのなかで、人は、相手の話を聞いているようで聞いていない。見ているようで見ていない、ということが話題に上げられます。
人は、自分の聞きたい様に聞き、見たいように見る。
自分の都合の良いように行動や解釈をするということです。
特に、相互コミュニケーションが図られていない場合は、顕著に現れます。
旭山動物園。
広大な大地の中にあることに、まず、感動です。眼前も頭上も広い。通路も広い。
閉塞感がない。
その中をヒトが、ウロウロ、キョロキョロ、右に左に、一番落ち着かない動物であることが分かります。
見物客の誰かが、”鷹”がいるらしいと言っています。
その声に見物客が、ぞろぞろ集まり始めます。
どこで見ていたのかそれを待っていたように、小高い芝生の真ん中に飼育係りのお兄さん(本当はおじさんなのですが、見物の子どもが、おじさん!と呼んだら、お兄さんと呼んでくれとリクエストありです)が、どこからともなく現れます。
鷹(まだ新米だそうです)の訓練を見せてくれるのですね。
飼育係のお兄さんと見物客の双方向コミュニケーションショーです。
この見せ方に工夫があります。
飼育係のお兄さんは、飼育係であると同時にエンタテイナーなのです!
見物客が、何に関心を持っているか、よく聞いています。見ています。
褒美の餌はなにをやるのか、ウエストバッグには何が入っているのか・・・、
すぐには答えないのですね。
何度か褒美の餌をやった後のタイミングで見せるのですね。生きたひよこの頭を少しだけ。
動物も人間を良く見ています。
アザラシが筒型水槽(マリンウエーというそうです)を泳いでくれるのは、確実に
見物客が多く集まってきたときのような気がします。
結構遊んでいただいています、ヒトが。
そのほかたくさんのエンタテイメントが、手作りのアットホームさで工夫されています。
ここに和みがあり、人は惹きつけられるのでしょうね。
ものを見ることに意識をおく。
意識してものを見る。
見たいように見ていては、自分の領域から出ることはできない。
自分の領域から出て物を見ることで、新たなものが見えてきます。