季節は巡り、卒業式、入学式、
そして
それぞれがそれぞれに決めた門出の季節です。
春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来て
今年もまた君がやってくる。
君は僕に訪れる五番目の季節。
ラジオから耳に入ってきたものですから、
歌詞は、少し違っているかもしれません・・・。
・・・・君は僕に訪れる五番目の季節、
(森山直太郎 君は五番目の季節)
あなたもあなた自身の五番目の季節を
創って見ませんか?
コミュニケーションの”量と質”が顧客満足を左右する。
Part36
“顧客満足・・・原点≪営業マナー≫を身につけることからの出発?
“木戸に立ちかけし・・・”
先日ある企業さんから”顧客満足を上げる”というテーマで講演セミナーのご依頼を受けました。
顧客満足をテーマとしたものが、増えています。
それもサービス業、接客、販売業と同じように事務系の会社が多くなっています。
「顧客」とは誰かの捉え方に、変化がおきているからだと考えます。
ところで、研修や講演セミナーを行うまでには、主催者側と何度か打ち合わせをします。
その中から、具体的な要望や本質的に求められていること等を窺います。
その中で、思いがけないテーマや素朴な疑問が出てくることがあります。
その中から。
「会話ができない営業マン!」
営業先に営業マンが行くのですが、
お宅の会社の営業マンは、分刻みのスケヂュールで動いているようですね、
来るとすぐに用件を切り出し、ちょっとした会話が欲しいですね。
といわれるのですが、どう教えたらいいのでしょうか?という話がありました。他の企業さんでも聞くことです。
・・・そうですね、ビジネスマン、営業マンにに限らず、双方向コミュニケーションとしての会話ができない人が多いですね。
自分の伝えたいことだけを自分語で話すために分からないのです。
それは、メール、絵文字の仲間内会話からぬけきれていないからなのですね。
絵文字の仲間会話にちょっとした時候の挨拶など必要ないのです。
友達の友達が友達になっていく訳ですから、その仲間の流儀に当てはまる人だけが、集まっていくわけですから、流儀に当てはまらない人は、仲間にならないわけですね。
ですから、相手が何を考えているのかなんて、確認しあう必要はないわけです。
しかしビジネス社会では、初対面同士に限らず本題の会話に入る前に、双方で共通の話題を持ち、会話をスムースにするためのウォーミングアップが必要です。口を滑らかにするということです。
それと、この人はどんな人かを少し知りたいのです。
つまりこの人は、私の敵ではない(だろう)という感覚、安心感を持ちたいのですね。
それが本題に入る前の、会話のウオーミングアップですね。
そのためには、容易に答えられる話題が必要なのですね。
そこで、会話のきっかけつくりができる呪文、
“木戸に立ちかけし衣食住”
き……気候・天気・
ど……道楽・趣味・
に……ニュース、テレビなどの話題。
た……旅・名所旧跡・名物
ち……知人、友人、有名人、親戚。
か……家族、家庭、妻、子供
け……健康、病気、薬。
し……仕事、職業、会社。
衣……着るもの・洋服など
食……食べるもの
住……住まい
初対面の人、親しくなった人、急いでいる時、時間のある時など
それぞれの場面に合わせて。
こんなことをテーマにして会話のウォーミングアップをしてみては、
いかがですか? ヒントにしてください。
結構意外なことに、会話が弾みモチベーションが上がるものですよ。