トリノオリンピックも閉幕です。
あっという間でしたが、何といっても最後に
舞姫たちの優雅で華麗なフィギュアスケートを見ることができ、
幸せでしたね。
感動、波乱、わくわく、どきどき、世界中から集まっている
アスリートの皆さんに感謝です。
楽しみたい、楽しむことと勝者は言うけれど、
楽しむことは、全く何もないところからは生まれない。
才能だけでもない、努力だけでもない、
でもそれらがあること、していることが前提でいろいろな経験が、
経験の引き出しがいっぱいあって、
それらを自由に出し入れできて、
始めて楽しむことができるのではないだろうか。
コミュニケーションの”量と質”が顧客満足を左右する。
Part35
“顧客満足・・・原点≪営業マナー≫を身につけることからの出発(4)
“再び挨拶”
その昔、日本航空に入ったころ、訓練所で6ヶ月(6ヶ月ですよ!今は、2ヶ月?)みっちり勉強します。
4ヶ月目頃からOJTフライトというのがあります。見習い乗務、見習い乗務員ですね。乗務員室に出頭(始めて聞いたときは驚きました、この言葉)するわけですが、もうどきどきです。
3歩下がって師の影を踏まず。
私以外、これみな師、先輩、の精神で鍛えられてきました。
ですから、前から来る人来る人みんなに挨拶をするわけです。
新人は舞い上がっていますから、先輩の顔の判別などできません。
何度も同じ人に挨拶したりしてしまうのです。
そうすると何度挨拶するの!!さっきしたでしょう!。。。。!です。
お客様の顔は一度で覚えられないでしょ、それでは。。。。なんて叱られる。
それで人の顔を覚えるのは、と頭をめぐらしていくのです。
フライトが終わり、どぎまぎしながら先輩の後を金魚何とかのように付いて行きます。
ホテルのエントランスドアを入る前に、すらっとしたアメリカ人が
「after you」と言ってにっこり微笑みかけ、ドアーをあけて待ってくれているのですね。
日本でにっこり微笑みかける男性などにお目にかかったことなどありませんから、これまた、どたばた。おたおた。
今でもお見受けしませんね。
(ですから韓流スターは、憧れの的なのです)
ところで、あなたはエレベーターの中で挨拶をしますか?
あなたは営業マンです。
取引先の会社のエレベーター。
そこの会社の方が、「お早う」と挨拶をし、乗りこんできました。
あなたは、どうしますか?
エレベーターの中の挨拶、勇気が要りそうですね。
にっこり、会釈、お早うございます・・・
コミュニケーションは先ず、反応をすることです。
“挨拶は、反応をする”こと。
営業マナーの大原則。