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Part 20 お客様のWONDER心理

梅雨空を思わせる東京から、真夏のような熱気いっぱいの大阪のど真ん中梅田にあるヘップファイブに行ってきました。
・・ファッション、フード、アミューズメントなどなどの商業施設です。
年配者から10代20代の若者、はたまた3歳児4歳児、東南アジア、欧米系の人まで、老若男女、国を越えてといった様相のところです。
・・ここで若い販売員さん向けに実践行動型のセミナー(販売の仕事は、クリエイティブ)をしてきました。
ちょうど、4月はじめに販売関係のテキストを共著で書き上げたこともあり、私自身もとっても楽しみなものでした。・・もちろんこの期待は、まったく裏切られることはありませんでした。

今回は、顧客心理の追加で、
「お客さまのワンダー(wonder・・えっ、何!)心理」
についてお話します。

遊園地でないところに突如、大観覧車が出現することは、今では珍しくなくなったかもしれませんが、ここは違います。
何しろ大阪梅田のど真ん中、ビル街のど真ん中、溢れる人人・・・のど真ん中にあります。
それも、ビルの9階の高さから真っ赤な観覧車は、スタートします。
ですから、観覧車の窓から下を見ると、ビルや電車、車、人々は、最初から小さいのです。

観覧車に入るとひんやりとした空気が、気持ちがいい。
冬場は、赤いベンチシートが、暖かくなるのだそうです。
想像してみてください。
寒い冬の中、順番待ちをしている。順番が来て、赤い観覧車に乗り込んだ、赤いベンチに座った。お尻からじんわりと暖かさが伝わってくるのですよ。
WONDER心理。・・その1.体で感じる冷たい、暖かい、温度差ショック。

ビルを一歩中に入ると大きな鯨、それも赤い鯨が、親子で吹き抜けを泳いで
いる。
  ・・・小さな男の子が、それを見て急に泣き出した。これぞ、WONDER!
WONDER心理。・・その2.思いもかけない事が、おきる。

インフォメーションデスクに案内嬢はいない。イケメン男性が、リズミカルに挨拶をしている。英語もOKのようである。ブランド店のドアーをあけるだけのスキルではなさそうである。5ヶ国語を話せる人もいたそうです。
WONDER心理。・・その3.インフォメーションは女性からイケメン男性に、既成概念を外す。

えっ、こんなお店もあるの。ファッション店、雑貨店、アジアンテイストからスヌーピー、ウエルネス系から、ありましたウエディングドレス、中には若いカップルが試着、ウィンドーには、少年たちがカタログ写真を熱心に見ていた。
WONDER心理。・・その4.ここにくればあれもある、これもある。飽きさせない。ホスピタリティーワンダー。

ここはどこだっけ、あの店どこだった?くるくる回りちょっと迷わせる店内レイアウト。商品がいっぱい、品数がいっぱい、お客様が迷っていても、迷わせてくれている販売員さん、いや、販売員さんも迷っているのかも・・これもまたこれで、楽しい。
WONDER心理。・・その5.迷えば楽しい。また探す。

などなどWONDER心理を創造できる自由な感性の芽を、摘んでいませんか?
管理者の皆さん!

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青柳教恵(あおやぎ みちえ)

国家資格キャリアコンサルタント
GCDF-Jキャリアカウンセラー

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