いつも出る時間よりも2本早い電車に乗りました。
女性専用車両に乗ってみるためでした。
駅員さんがピンクのたて看板を持って、ここは女性専用です、男性はご遠慮をと言わんばかりのガードマンスタイルで立っています。大きな電車事故の後から急にどの鉄道会社も駅員さんの数が増えたようですね、数だけではなく質もう〜と上げてほしいですね)
ホーム、専用車両には、ピンクのステッカー。男性諸氏、スーッと通り抜けていきます。
始発駅から徐々に乗客数が、増えてくる、肩が少し触れ合うぐらいの混雑状況で終点駅を降りた。
しかし、何かが、いつもと違っていた。何だろう。
・・・・・
・・・・・ それは、気持ち。空気。
隣同士、絶対に触れ合わないようにと身を硬くしていない気持ち。
・ ・・・・ 刺々しさがない空気がとっても、心地よい。
(もし男性専用車両ができたら、、、どうなるの?)
“コミュニケーションの量と質”が顧客満足を左右する。
Part18では、顧客満足を「お客様の心理」からお話しました。
今回は、「お客さまの心理?・・安全だけで顧客は動かない」です。
冒頭にも書きましたが、女性専用車両が設置されるいきさつをここでは、述べませんが、運輸会社の使命は、紛れもなく「安全に」「定時に」「快適に」お客様を目的地にお連れするということです。
どれ、ひとつが欠けても拙いわけです。
どのような企業に関わらず、大きな事故、事件、不祥事が起こった後、企業は、改善します、2度と起こらないようにこのようにしますと、データーや資料諸々を駆使し、その実現性を宣言します。
しかし、お客様にとって必要なもの、
・ ・・・それは、その企業に対する「安心感」「信頼感」です。
安心感、信頼感を作り上げるもの・・・多くの要素があります、が何よりも重要なことは、
「安心感、信頼感を作り上げる」と言う提供者側の目標に向けた確実な実践行動力です。
お客様は、「安全」だけでは動きません。
そこに「安心であるという心理」が満たされたときに、初めてお客様アンテナが、働きます。
お客様アンテナを感じるアンテナをどれだけ伸ばし、働かせることができるかが、鍵です。
アンテナを伸ばすには、企業内コミュニケーション力を高めることが、もっとも近道です。
次週からは、コミュニケーション力を育てるコーチングについてお話します。