小学校の先生が理科の時間に子ども達に、「雪が解けたら何になる?」と質問をしたそうです。
「春になる」と答えた子どもがいました。
もちろん先生の期待した答えではない。
柔軟に発想を広げていくことのできる感性・・・大人になると「ここ」に近づこうとしません。
この感性と変革心(イノベーションマインド)・何故意識(ワンダーマインド)・情熱(パッション)をもっている人が、「当たり前」を変えていくのだと最近のニュースは教えてくれています。
あなたの周りの「当たり前」は何ですか?
“コミュニケーションの量と質”が顧客満足を左右する。
Part14 自己演出のファーストステージ、
?身だしなみ ?言葉遣い
今回は、?表情 についてです。
「眼は口ほどにものを言う」
ぐっと見つめられるだけで、、、、う〜ん最高ヨン様!というわけには、いきませんが、近づくことができるかもしれません。
エクササイズ:
「好きだ」ということを相手から伝えられることをイメージしてください。
あなたは、???の何派ですか?
? 感動の言葉を頂戴派。
? 甘くささやく声、力強い声に感動派
? 全身で伝えて派
「メラビアンの法則」をご存知ですか?
話し手が聞き手に影響を与える要素を次のように構成しています。
言葉 ・・・・・・・・・・・・・・・7%
声のトーン、抑揚、強弱など・・・・38%
表情、身振り、手振りなど・・・・・55%
「好き」という言葉に優しい物の言い方や抱きしめながら、手を握って、じっと見つめてなどの身体的表現が加わって初めて、「好き」の思いが伝わるのです。
表情を読む、顔色を伺うなどの言葉がありますが、あなたはどのような表情を人に見せているでしょうか。
実は、刻々に変わる表情を私たち自身は見ることができないのですね。
つまり、私達は、反対に常に表情を見られているわけですね。
これが、大事ですね。
みられているわけですから、できればいい表情がいいですね。
なぜなら、マナーは相手に不快な思いをさせないことだからです。
表情には、プラスのストロークとマイナスのストロークとゼロのストロークを出す威力があります。
ゼロのストローク・・・無表情・・・表情がない、顔の筋肉は硬直
マイナスのストローク・・・怒り、悲しみ、拒否などの表情・・・顔の筋肉は微動
プラスのストローク・・・嬉しい、楽しいは、幸せなどの表情・・・顔の筋肉は柔軟
【表情訓練】
顔の筋肉を動かす練習をしましょう。
目の周り、口の周り、額、顎、頬の辺りを、目を閉じたり開いたり瞳をぐるっと、これらを大きく自由に動かします。1分間続けます。
最初は固まっていた筋肉がスムースに動き出し、顔が柔らかく感じませんか。
少し顔色に赤みがさしているはずです。
そのまま、「おはようございます」「ありががとうございます」といってみます。
声の雰囲気が、トーンが普段より半音程高く、明るい印象を感じませんか。
顔の筋肉が、動いているので明るく聞こえるのです。
この調子で、お客様に「ありがとうございます」と部下には、「これを頼む」の指示を出してください。
「ありがとう」の気持ちや「頼むぞ」の気持ちも感じながらいってみます。
いかがですか?
さぁ、相手の反応を見逃さないでくださいね。
相手に明るい表情や返礼の言葉がけなどの反応が示されたら、あなたは、言葉とともにいい表情を相手に投げたということです。
あなたの表情は、相手の反応に映し出されています。
表情は、相手を受け入れる或いは拒むことを無意識の中で感じさせるものです。
表情訓練、続けてくださいね。
次回は、「態度」についてです。