皆さん、こんにちは。
早いもので、12月もすでに半ばになろうとしています。
あなたにとって、2004年はどのような年でしたか?
あなたの2005年を、どのような年にしようと考えていますか?
(3分間考えてください)
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イメージできましたか?
おぼろげでもいいですよ。
おぼろげでも「考えていること」の源、その動機は、何ですか?
このPart8では、行動を起こさせるもの「モチベーション」について考えていきます。
前回のPart7では、リーダーは、集団をまとめる・集団が進む方向を明示する・集団を育てる役割がある。
また、その根底には、ともに次のステップに成長をしていこうとする心、マインドが、必要であるとも述べました。
これは、余談です。
松本清張原作「黒皮の手帖」のドラマが、クライマックスに入っています。主人公、元子が決断を鈍っている腹心のホステスにと言い放ちます、「あなた自身があなたのボスになるのよ!」・・・・迫力がありました。
元子の思考や行動の是非はともかくとして、「自分自身のリーダーは自分自身である」・・・わかっていることなのですが、はっとしました。モチベーション MOTIVATION (?する)動機(づけ)・刺激・やる気などと訳されています。
ここでは、行動や考えることの直接的な要因となるものと定義づけます。
子どもの頃、毎日お母さんの肩たたきをするから、クリスマスにはプレーステーションが欲しい!と兄弟がねだっていました。
「お母さんの肩たたきをする」という意志を起こさせるものは、「プレーステーション」を手に入れたいという動機からきます。
また、この手に入れたいという動機は、例えば、新しいゲームに挑戦し○○チャンピオンになりたい、新しいものを友達に自慢したい等など・・心の中で行動を起こさせる要因があります。これが、モチベーションです。
私たちは、日常的にこれは何のためによる行動か、と意識をしているわけではありません。しかし、モチベーションは、誰にでも、その働きかけにより行動をしています。
うちの部下は、決められたことしかしない、それは私の仕事ではありません、なんていいきられるんだよ、どうなってんだろうね・・・・と嘆かれているあなた!
あなたは、人が行動を起こそうとするような、つまり
モチベーションを引き出し、高めるコミュニケーションをとっていますか?
モチベーションを高める3大要因
- 恐怖
- 報奨
- 自己の成長
上記の中でどのような行動が多いですか?
それはどのような場面ですか?
それはどのような言葉がけですか?
モチベーションを高める5大要素
- 仕事の達成感・・成長、満足感、やりがい
- 責任の委譲・・・エンパワーメント
- 正当な評価・・・プロセス、成果の承認
- 金 ・・・報酬 褒美
- 昇進 ・・・昇格
*次回Part9では、リーダーがどのようにチームや個人のモチベーションを
具体的に高めていくかということについて考えます。
*ホームワーク:
あなたの身近の人のやりがいを感じるときは、どの様なときかを3人の人に聞き、メモをする。