VOL.121 「マルモのおきて」を知っていますか。
IT時代を生き抜くヒューマンコミュニケーション術
「しっている」から「している」に変える顧客満足向上コラム
“コミュニケーションの量と質”が顧客満足を豊にする。
“コミュニケーションの量と質”が私たちの仕事時間を豊にする。
“コミュニケーションの量と質”が私たちの人生時間を豊にする。
「5月『マルモのおきて』を知っていますか。 」
“マルモのおきて”
ビジネス書にあったか?何て思っているあなたは、・・・・。
決してビジネス書に出てくる何とかの法則ではありません。
そう、日曜日某大河ドラマの後にTBS、フジテレビ、どちらにチャンネルを合わせるか、友人は間違いなくTBS派、大沢たかおさん大好き「仁」!であると言います。
私も「仁」見ていました。が日曜日夜9時、ドキドキしたくない感じの私は、”マルモのおきて”派になりました。
主人公3人+(衛と亡くなった親友の親友の双子、薫と友樹+ムック)が、それぞれにチャーミングでいいですね。私は朴訥とした友樹くんが特に好きです。
日常のできごと、一所懸命に役に立とうとするのですが、真っ黒焦げの目玉焼き、墨のようなトーストができてしまう!好きな気持ちがもどかしく伝えられない、一緒に遊びたいけれど言い出せない、子どもも大人もちょっとした心がうまく伝えられない、つい自分中心になってしまう、相手をうまく感じられない、そんなことから起こるちょっとしたできごと。(ちょっとしたできごとを形にするプロフェッショナルさ)
ドラマの話はさておき、この中で一冊の大学ノートが出てきます。
それが“マルモのおきて”ノート。
各話ごとにおきて、ルールをマルモ(衛)が、大学ノートにさっさと書きます。3人+が一緒に生活していく(家族であること)ルールを書くのです。
「遠慮は無用」「好き嫌いは言わない、残さない」などと。
分かっていることや決めたことを明文化する。
特にチームで“こと”を進めるときに大切。
暗黙の了解が、私たちの中には多いですね。
分かっているはず・・・が、時としていざこざやミスにつながります。
“マルモのおきて”・・・グランドルールを作ってから朝礼やミーティング、会議を始めませんか。
ミーティングでは、必ず一人1回、発言をする、人の意見は否定しないで最後まで聞く、新人の発言は、古漬けになったアイデアーを思い出させてくれると思うべし・・・なんて、いかがですか。
明日は、震災で延期になっていた企業様のリーダー研修です。
成田空港にある会議室であります。
JALの翼に“鶴丸”が甦ります。
懐かしく嬉しい。
企業ロゴは、企業文化が伝わる、分かるものであるべきですね。
鶴丸が戻ってきた翼を早く見たいものです。
2011.5.30 Michie Aoyagi