スポーツや運動をし、身体(精神も、ですね)を
鍛えている友人がたくさんいる。
が、私は身体を動かすのは、得意ではない。
(したくないと思っているかもしれない)
しかし、人がスポーツ競技を通し、戦っている姿には感動をする。
過日の東京女子マラソンなどは、特別である。
もくもくと走るその中で、ランナーは何を考えているのか。
一歩一歩大地をけり続ける足。
勝者にもなれば、敗者にもなりうる42.195km。
走り終え、両手を上げテープを切るしなやかな体躯。
美しい。
タオルに身を包み去っていくランナー。
あの地点に置いてきた落し物を、また取りに行ってほしい。
どのような結果も、見るものの心を動かす。
美しい!
“顧客満足・・・新たに顧客満足を考える
Part77 スタンスを変えよう! 戦略と戦術
2007東京女子マラソン勝者、野口みずきさんの事前インタビューで、「走った距離は、裏切らない」といっている。その言葉を裏切らない結果である。
ひたすらにそのことに向かい続けてきた人だけが、言える自分を信じる言葉である。
この後の日本陸連のコメントに「戦略と戦術」の勝利という言葉があった。
マラソンも競技であるから「戦略と戦術」を持ち戦うということは、ごく自然なことであろうが、とても新鮮に耳に届いた。
また、その中で「戦略」と「戦術」について、とてもシンプルに語られていた。分かりやすいことは、大事である。
どのようなことか解釈をすると次のようになる。
野口みずきさんの「目標」・・・手にしたいこと。
北京オリンピックに出ること。
「目標」はどの様にすると手に入るか。
いくつかある選考大会に出ること
どの選考大会にでるか。・・・・これが「戦略」である。
「何」に焦点を当てるか
戦略が決まれば、それを攻略するためには・・・これが「戦術」である。
「どのようにするか」の施策を立てる
このコースをどのように走るかである。
このマラソンにおける選考大会は、3つある。
つまり戦略の選択肢が、複数あるということが、キーポイントである。
われわれが仕事の中で、目標を達成するためにも戦略は複数を立てる必要があるということです。その中から最適な戦略を選ぶということです。
1. 目標がある(これがあいまいだと困る)
2. 達成するための戦略を考え決める(似かよった戦略は、効果的ではない)
3. 戦術を立てる(具体的に)
4. 実践する
*戦略は複数を立てる!
自分に賭けろ!