しばらくの間、寝食をともにしたプロジェクトがあった。
それぞれの立場は違っていたが、同じ目的に向かって走っていた。
ちょっとした疲労感と高揚感が、心地よいプロジェクトであった。
終了し、とても寂しくなった。
ある日同窓会をしようよと、呼びかけた。
10月に入って連絡が来た。
同窓会は、忘年会になっていたが、日程が決まった。
みんなどんな顔で集まるのか、楽しみである。
これからは、そんな集まりが多くなる季節である。
“顧客満足・・・新たに顧客満足を考える
Part74 リーダーの伝え方 ?否定的な決定を伝える
リーダーの伝え方は、そのときのリーダー自信の立場や部下や課題の状況などにより異なるといえます。
Part73(http://www.koushinococoro.com/magazine/ma-24.htm)では、短い言葉で要点を明確に伝えるブリーフトークについてでした。
今回は、それの対極にある”分かるよう”に”噛み砕いて”話すについてです。
“分かるよう”に”噛み砕いて”話さなければならない状況とは、どんなときでしょうか。
? 内容が込みいっているとき
? 相手に理解されていないとき
? 相手を説得させたいとき
? 相手に納得をしてもらいたいとき
? ;
? ;
?
? etc.
? (番外編:?話ながら考えている、考えながら話している。
?話し方そのものに課題がある・・自分自身の問題)
このように見てくると概ね”NO”であることを伝えなければならないとき、或は部下の気持ちが”NO”に近く、自分自身も”NO”に近い場合が、とても厄介ですね。
上司命令をブリーフトークで単刀直入に伝えるだけでは、部下のモチベーションは上がりません。
なぜでしょうか。
それは、人は「分かっていること」と「行動」の間に「溝」を持っています。
溝が深ければ深いほど、行動は鈍ります。溝を埋める”きっかけ”作業が必要です。その溝を埋めるエンジンがモチベーションです。
【モチベーションを高める伝え方】
?先ずは、リーダー自身の気持ちをリセットする。
?否定的な決定(結果)をブリーフトークで伝える。
?決定の背景を説明する。
?組織の目標を再確認する。
?組織目標達成のためのチーム目標を確認する。
?改めて目標にコミットメント(合意)させる。
?できない理由はいくつもあることを認めた上で、気持ちのリセットを促す。
?どのようなことがあれば決定を遂行できるか、全員に問いかけ考えさせる。
「分かっていること」と「行動」の溝を埋める”きっかけ”作業で、主体的行動を引き出す。その伝え方は、リーダーがリーダーであることのスキルのひとつです。スキルはトレーニングで上達します!
自分に賭けろ!