音訳ボランティア養成講座受講note
⑬⑭録音技術
いざ録音!
緊張感は、ないかと言えば、ない気がする。しかし、力が入っている。気取りが窺える声であった。
マスク着用を言い訳にしないが、口の開き、母音の開きがが思わしくない。特にラ行・サ行は十分にその音になっていない。早口である。目が先の文言を追っているからだと思う。先を急ぐな。一発で録音が終了、完成するものではない。間違えたり詰まったり、日にちを改めて続きを録音する、マイクやPCの位置を変えるだけでも声質が異なって聞こえ、聞き手は、違和感をもつという。
私達が、例えばCDSで落語を聞くとすると等倍速で聞きますね。でも視覚障がいのある方は、2倍3倍速(それ以上)で聞くそうです。そうですね。等倍速で聞いていたら時間がいくらあっても足りませんものね。こんなことに思いは及んでいませんでした。
下読み・調査・図表写真などの作文(説明文)作り→録音→校正→修正→校正→修正→編集→完成
音訳作業は、録音者(複数になることもある)と校正者(複数あり)のチームで完成させるという。
私達がwordで文章を作成する際にも削除や一部修正をかけたりすることがある。録音にも上書きや、挿入、差し替え等の作業がある。ややこしい。Wordは、元に戻すや繰り返すなどでやり直しが難なくできる。録音では、一部を修正したいのに上書きを設定してしまうと全てが上書き状態になり初めからやり直すことになる。一部上書きのスタート地点を間違えないようにするなど動作を間違えると思わぬ状況になる。PC操作に受講者はビビる!先生は、慣れなれ、すぐに慣れる!!と励ましてくださる。それを信じて。
次回は、いよいよ最終回である。
今回は、宿題が出された。通る声で絶対に読めるようにと、迫力があった。仰せのとおりに!