夏休みが始まりましたが、
梅雨空が続き、子供たちの元気な声が
聞こえてきません。
これとは対照的に、週末は
若いカップルの浴衣姿が、
カラフルです。
夏の陽射しに、
水しぶき
打ち上げ花火
待ち遠しいですね。
コミュニケーションの”量と質”が顧客満足を左右する。
Part45
“顧客満足・・・原点≪営業マナー≫を身につけることからの出発
?お客様視点のネーミング?「インストラクター」
日ごろお世話になっている方に、1年の中間と暮れに感謝の気持ちを添えて、品を贈る慣わしが古くからあります。お中元とお歳暮です。
今年は、昨年より贈る商品の単価が、上がっているそうです。送る時期は、関東と関西では、若干時期が異なるようですが、現在は殆ど同じだそうです。
7月初旬から中旬は、御中元
中旬から立秋は、暑中御見舞い
立秋頃から9月初旬は、残暑御見舞い と時期により表書きも変えます。
毎年あるデパートを利用しています。
商品を選び精算をする段になると、いつも決まって会計レジのある前の席に案内されます。(偶然ですが、いつもそうなのです)ですから、デパート事情が良くわかります。
臨時に採用されたと思える大勢のレジ担当者が、一生懸命に商品名、配送先、会計、それに前述しました表書きなどを商品別にコンピューター入力をしています。
色々煩雑な作業とルールがあるのでしょう。
それと接客の仕方なども教えられた通り、忠実に、そして精一杯の笑顔で行っています。
しかし時として、煩雑な処理にあたることがあるようです。
そうしたときに手を上げると「インストラクター」と腕章をした社員が、指導をしに行きます。
そのために彼女(多くが女性である)たちは、いつも目をきょろきょろさせ、会場を見渡しているのです。
一刻も早く見つけるためには、緊張した怖い顔が良いようです。(そういえば、新人を指導している新幹線の女性車掌さんも怖い顔でした)
「正確に」「迅速に」のために「インストラクター」が、ちょっと怖い顔をして、やってきます。
指導し、指示し、去っていきます。お客様には、何の一言もありません。もちろん会釈さえも。そこにお客さまは、存在していません。
そこには、インストラクターとトレーニー(指導される側)の関係だけで、ことが進められています。
つまり、十分なスキルのない担当者をお客様の接客に当たらせているので、インストラクターの私が、間違いを正しますよという、企業サイドのシステムを優先しているのです。
「インストラクター」という呼び名の責任が、きっとそうさせているのでしょう。
お客様の目に入る職制や職務内容による呼称などもお客様目線(視点)で見直してみると、案外顧客満足を高めるモチベーションを生むかもしれません。
お客様視点のネーミング
お客様目線(視点)の応対力が高まり、
顧客満足につながる。