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Part 44 顧客満足・・・原点≪営業マナー≫を身につけることからの出発(13)- 敬語は、学んで覚えよう

通勤時間帯から外れた電車も、
最近は結構混んでいます。
ともにきれいな白髪の老夫婦がシルバーシートに
座っていました。

途中の駅で杖を持った婦人が、乗ってきました。
奥さんの方が、変わりましょうと立ちかけたとき、
ご主人の方が、「僕が」といって席を譲りました。

ほんの一瞬の出来事ですが、
ご夫婦の「いたわりあい」と、
紳士的なしぐさが、とても素敵でした。
(老々で譲り合うシルバーシート、ちょっと寂しいですね、隣の若い方)

コミュニケーションの”量と質”が顧客満足を左右する。
  

Part44
“顧客満足・・・原点≪営業マナー≫を身につけることからの出発 
?敬語は、学んで覚えよう。

友人が、待ち合わせの時間にぎりぎりになり、とある有名ブランド店の黒いスーツに白手袋のドアーマンに、思わず「この店ご存知ですか?」と、聞いたそうです。その御仁、直立不動、瞬きせず「存じ上げません」と、滑舌よくただ一言、言ったそうです。
アー、彼は、ドアーマン。道案内ではない、失礼しましたと思いつつも、人の心理は面白いもの。あなたの敬語、違っているわよ!!あんな高級店なのに教育も
されてないのね、と思わず腹を立ててしまったそうです。自分の目的が達せられないと、人は話をどんどん飛躍させていきます。

営業マナー研修をしていて皆さん一様に、敬語は難しいと仰います。
話していてこれでいいのかなぁと思うことが、時々あるそうです。

日常よく耳にする言葉遣いも、最初に聞いたときは”ちょっと変よね”と思っても、
知らず知らずのうちに”変”でなくなる。
耳の感覚が麻痺し、自分も使っていることがあるそうです。

「1000円からでこれでよろしかったでしょうか?」今まさに進行している、現在進行形のコミュニケーションの中では、大いに違和感がありますね。
しかし、よく耳にしますので慣れてしまいそうですね。

また、冒頭に出てきました慣用的な敬語表現は、もう覚えるしかありませんね。

知る (尊)ご存知  
(謙)存じる・・・対象が、事象やモノ・場所などの場合に用いる
   
存じ上げる・・対象が、人の場合に用いる

見る、言う、行く、居る、食べるなどは、よく使う言葉ですが、
間違った使い方も多いものです。尊敬語と謙譲語が入り乱れていることがよくあります。

(例) 申される→おっしゃる
   
おられる→いらっしゃる
いただかれる→召しあがる

今本屋さんでは、敬語や話し方、マナー以前のマナーといった本が、たくさん出ています。

美しい日本語を使えるようにしたいですね。

(そういえば、もう何年も前のJALの入社試験の最終面接で、
美しい日本語が話せる客室乗務員を目指します!といった記憶を思い出します)

営業マナーを身につける
・・・言葉遣いは、あなたの品性も表しますね。

みんな夢の途中、夢を目標に、目標を現実に®
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青柳教恵(あおやぎ みちえ)

国家資格キャリアコンサルタント
GCDF-Jキャリアカウンセラー

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