4月のメッセージ 新入社員「人物磨き」
今日の関東地方の空は、冷たい雨模様。
我が家から見える縦に細長い小さな公園入り口に1本の白い花を咲かせている木があります。
空を押し上げて 手を伸ばす君 五月のこと・・・つぼみをあげよう 庭のハナミズキと一青窈さんの歌にある花水木の木です。
霧雨を身一杯に受けてかすんで見えます。が、しっかりと地に根を張り凛とした姿で何十年もこの公園を守ってきたというような自負を感じます。
あさってから4月。
新入社員の初出社日です。
それぞれの思いをもってその日を迎えられることでしょう。
「今、あること」「今、ここにいること」の意味を「職場」という「社会」を通して見つけて欲しいと思います。
仕事のスキルを鍛えることは、重要なことです。いつもそのことを言われるでしょう。職場は、成果を出すところだからです。
しかし、成果を出すためには、あなたという「人物」を磨くこともめざしてほしいと思います。
成果が出せるのは、成果を出すことを助けてくれる人が大勢いるからです。
そのためには、人物磨きが必要です。
先ずは、自分の思考、思い、嗜好はいったん横において、広い世界を見ましょう。広い世界に足を入れましょう。
自己の世界を持つことは重要です、がそこだけに固執する事や今ある感情だけでものを見たり、選択したり決定したりすることは、もう少し後でもいいのではないでしょうか。
「○○は、できるけれどもねぇ、もう少し・・・」の人にはなって欲しくないですね。
そのためにもあなたの「人物」を磨いて欲しいと強く思います。
さぁ、社会は「人物磨き」をさせてくれますよ。
空を押し上げて 手を伸ばしましょう、新入社員のみなさん!
MichieAoyagi 2013.3.30