IT時代を生きぬくヒュマンコミュニケーション術
「分かっている」を「している」に換える CS-Eye by Aqua
“コミュニケーションの量と質”が顧客満足を左右する。
“顧客満足は、顧客とドラマを作ることである”
2008年12月5日(金)
12月 師走
12月もまだ第2週が始まったばかりだというのに
スーパーマーケットでは、注連飾りが売られていました。
いやぁー、もうーぉ注連飾り?と思いながら、目に止まったのは、
風水飾り。
こんなところにも世相が、反映されていました。
コミュニケーションの“量と質”が顧客満足を左右する。
Part94 変化の仕掛けを作る ?部下の本音を知るために
皆さんは、部下を知るためにどのようなことをしていますか?
若い社員に限らず中堅社員でも最近は、飲み会に誘っても断る。もっとも、上司も自分が若いころは先輩が飲みに連れて行ってくれたが、今はその余裕もない、そうそう誘うこともできないというのが本音だという声も聞かれますが。
時間を取って部下を知る機会の主なものに、評価面談があります。
年初にチームや組織に関わる目標と自分自身に関わる目標を決め、それに対する進捗状況の報告と確認が行われたり、その中で新たな課題が発見されたり、目標の方向性が変更されたりもします。
(上司は上司で、そのまた上の上司から部下指導や管理の評価を受けるわけですから、双方ともに緊張を強いられていることでしょう)
これはこれで必要なことですが、部下の本音の思いを知るには、不十分です。
(・・・・いや、日々部下と話しているから、よく知っているよといわれる方もいらっしゃるでしょうが・・・)
なぜなら、面談の主導権は、誰にあるか?
___それは、上司だからです。______________
部下の本音の思いを知りたければ・・・
___部下に主導権のある面談が、必要です。__
面談となると1対1でどこかの会議室を用意してとなりますが、これでは元の木阿弥です。
場所はリラックスできるところがいい。
会社から離れた場所の方がいい。
就業時間内の方がいい。
営業などで同行した場合などは、出先のコーヒーショップでもいい。
朝からではない方がいい。
・・・・と考えていくと、昼休み、ランチタイムなどは、どうでしょうか。
主導権、主役はあくまでも部下であることを忘れずに。
最近どう? そうなんだ。 それからどうしたの。へぇえ・・・。
上司の意見は言わない。
部下の話を待つ、相槌を打つ、待つ。
しばらくするとボチボチと最近気になっていることなどを話し始めます。
なぜなら、そこにいつもと違う上司を発見するからです。
聞き役に徹している上司。
部下は気を楽に持ち、話し始める。
部下の変化です。
部下の変化の仕掛けを作ることは、自分の変化の仕掛けを作ることにもつながります。
ランチ面談・・・いかがですか?
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