1月のメッセージ 鏡開き
2009.1.11
1月 January
1月11日、今日は鏡開きです。
子どものころ祖父母が健在であった実家では、暮れに親戚の叔父や叔母が集まり、正月用の餅をたくさんつきました。
大きな鏡餅、白い丸餅、あんこの入ったものもありました。
鏡開きの日には、祖母がひびの入った餅を、
小柄な体の体重を包丁にかけて、切り分けていました。
火鉢でその餅を焼くと、いろいろな形に膨れあがってくるのを、
私たち孫は、面白がっていました。
我が家の鏡餅は、プラスティックケースに
入った小さなちいさなものです。
橋田 寿賀子さんの「渡る世間は鬼ばかり」で大吉が、
正月に娘達の家を訪ねる。
その町の風景、家々の門扉に日の丸の旗が、掲げられています。
日の丸の赤が、鮮やかでした。
鏡開きや国旗が掲揚されていたことも、もう思い出の中です。
先人の知恵が詰まった季節の行事は、
人として感謝することや思いやることを思い起こさせるためにある。
心のあり方や生活のあり方を原点に戻していくためにある。
今年は、季節、季節の行事を大事にしていきたいと思っています。
2月は、節分です。
・・・・・・・Cs-Eye by Aqua Michi-e Aoyagi