IT時代を生きぬくヒュマンコミュニケーション術
「分かっている」を「している」に換える CS-Eye by Aqua
“コミュニケーションの量と質”が顧客満足を左右する。
“顧客満足は、顧客とドラマを作ることである”
2008年6月5日(木)
ひとしきり降った雨の後
門扉に小さなちいさなカタツムリが2匹。
遊園地広場にピンク、空色、黄色、緑の帽子の子ども達。
ヨーイドンと今にも駆け出しそうである。
うまく駆け出しただろうか。
コミュニケーションの“量と質”が顧客満足を左右する。
“顧客満足の質を高める”
Part88 “「声」を演出する・・・共有する時間”
ある老舗ホテルのバーテンダー氏とたわいのない話をしていた。
いくつに見えるかということが話題になった。
男性にしても女性にしても、自分はいくつに見られたいか、見られたい歳もあれば、まさかそんな歳には見られていたなんてと思うこともある。
若い風情であっても、またその反対であっても人の年齢を当てるのは難しい。
そのバーテンダー氏曰く、手を見るのだそうである。
手の艶やその表情が、歳を語るという。
長年、グラスを持つ手を見てきた人の視点、興味深い。
表情といえばもちろん顔がその筆頭であるが、声にも表情がある。
電話の声の表情が、聞く側のモチベーションを上げることや下げてしまうことが多々ある。
営業(勧誘)電話のおっとりしたオペレーターの声には、いらいら感が募る。
明らかに金融商品や会員権を売り込みそうな強引な声には、受話器を遠ざけてしまう。
反対に美しすぎる声には、本気が感じられなかったりもするものである。
ビジネスの場面では、新入社員らしき声は、だんだんと小さくなっていく。 伝言は、きちんと伝えてもらえるかなと少々不安である。
明らかにベテランさんと思える野太い声には、自信を感じるが、主導権は私にありと強引さを感じる。
もちろん受ける印象であるからそれは個人の主観であり、感じ方はそれぞれに異なってよい。
が、その印象が個人や企業の印象を作るということもまた事実である。
人は誰しも感じの悪い人と思われることを望んでいない。
ならば、たとえ1分の時間でも1分間を感じよく共有したいものである。
ビジネスの場面であればなお更のこと、この共有する意識が、顧客満足を高める。
声美人:印象を高める声の出し方訓練・・・
1.背筋を伸ばし、胸を開く気持ちで座る、立つ。
2.息をゆっくり吸い込む。
3.口から息を遠くに長く吐き出す。
4.口から息を前に一気に吐き出す。
5.顔の筋肉を左右上下斜めに自由に動かす。(顔が大きくなる感じで)
6.好きな詩や文章、新聞コラムなどをゆっくり読む。
7.楽しい、悲しい、強い、弱い気持ちを感じながら、上記を再度読む
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「声」美人で共有する時間を演出しよう!
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