IT時代を生きぬくヒュマンコミュニケーション術
「分かっている」を「している」に換える CS-Eye by Aqua
“コミュニケーションの量と質”が
顧客満足を左右する。
顧客満足、あんな話・・。こんな話・・。
2008年3月5日(水)
一月二月と時の歩みは、まだ遅々としていました。
弥生三月、それは加速を始めました。
小庭の福寿草は、黄色い花を地にしっかりと咲かせ、
椿の花は一輪、その存在感を赤く中空に見せています。
弥生三月、
私たちも身体も頭もそして心もまあるく、
花を咲かせていきましょう。
コミュニケーションの“量と質”が顧客満足を左右する。
“顧客満足・・・人と組織を育てる。
Part84 “採用活動は、営業活動である”
親しくさせていただいている企業の人事部長。
1年の殆どを学生の掘り起こし、大学への説明活動に充てているという。
中途採用者の確保も含めて、その活動範囲は国の内外を問わないそうである。
決して人材が集まらない企業ではない。
名前で応募してくる者もいるらしい。
では、なぜ。
欲しい人材は他社でも欲しい人材である。特定分野のニーズが高いことによる需要と供給のアンバランスである。絶対数が少ない傾向にもある。
企業が求める質が、専門性(技術)だけに留まらない。例えば問題発見力、課題解決力、企画力、提案交渉力などの素養があることに加えて、それらを活かすコミュニケーション力がることを求めているからである。
学生の視点で考えると彼らの志向が、チャレンジや冒険より身分の“安定”を求める傾向にある。
かつての就社をするという風潮であろうか。
大きくこれらの環境の中で、高い質を持った人材の開拓と確保を目指していくわけである。
これは、まさに人材という顧客開拓活動、営業活動である。
潜在顧客を掘り起こし、未来顧客として確保するための採用活動は、営業活動である。
ではその為には。
営業活動であるから、自社をPRする。その中で顧客が気づいていない(見ていない)企業の広範さや独自性、他社との差別化、差異化されるものの魅力を“語り”、ここで活躍できる、チャレンジできるフィールドがあることを伝えねばならない。
彼ら(顧客)が本当に知りたいと思っていることを彼ら(顧客)目線で説いていくことである。
採用活動は、営業活動である。