今朝も東京駅から丸の内に向かう横断歩道には大勢の人が、信号が変わるといっせいに歩き始めます。
ある調査によると横断歩道を渡る殆どの人が、下を向いて歩いているそうです。
視界に入ってくる色は、グレーの空の端と無秩序な色の洪水です。
これだけで十分ストレスが、高まりますね。
先週講演で熊本県人吉市、そして少し足を伸ばし鹿児島まで行きました。
九州中央部から南端の町は、天の奥深くまでも突き抜けていきそうな空の青さと木々の濃い緑が溢れ、見上げることなくそれらが視界にいつもあります。
心も身体も自由に広がっていく、そんな気分になります。
あなたが、自由な気分になるときは、どんな時でしょうか。
“顧客満足・・・新たに顧客満足を考える
コミュニケーションスキル
Part72 感謝が、組織を、顧客満足を育てる。
保育園は営利が目的の団体ではありませんが、いつまでも信頼と愛され続けていく園であるために、先生方は専門分野以外のものでも、常に勉強をされています。そのひとつが前述の人吉市の講演(マナーとコミュニケーション・顧客満足の視点から)です。
講演に先立ち、保育士経験5年未満の先生方のショートスピーチがありました。
仕事に向かう姿勢や自己のモチベーションについてなどが具体的に話され、保育園の日常が目に浮かび感動的でした。
その中から私の視点でひとつをご紹介します。
感謝の気持ちで、今自らができることに取り組む。
学校で専門知識を習得し現場をシュミレーションし、いざ仕事を始めると違う、一生懸命さだけが空回りしている。
ホトホト情けなくなる。先輩は一生懸命に指導してくださるのに。
この私は・・・。
● できない事柄を列挙する(現状把握)しかし、嘆くな。
● 何から始めるか(優先順位つけ)目標を決めよう。欲張るな。
● できるためには、どうあればよいか(あるべき姿)、モデルを見つけよう。小さくまとまるな。
● どのようにすれば良いか考える(課題解決)。近道をするな。
● いつまでに仕上げるか(時間設定)を決める。後ろを向くな。
そうは言っても、何かしたい、貢献したい。
今私にできることは。
視点を変えて
・・・・30分早く登園し掃除をする。これならできる。
自己否定だけでは前に進まない。
自分が活かせる場所を自ら作り出すことで”やれる!気”を高める。
やはり組織は人と人が、助け助けられながら存続している。
言葉に出せないこともあるが、感謝です。
それを顧客は、肌で感じている。
あなたの組織に感謝しあう土壌はできていますか?
自分に賭けろ!