7月に入りました。
すでに半年が過ぎたということですね。
あなたの上半期は、いかがでしたか?
*うまくいったこと、うまくいっていることは何ですか?
-> どのようにして、何があったからうまくいったのですか?*うまくいっていないことは何ですか?
-> その要因は、何ですか?それはどうすればいいですか、これからの戦略は?
Part68”顧客満足・・・新たに顧客満足を考える
コミュニケーションスキル 「場(の空気)」を読む ?
久しぶりに東京駅近くに出かけることがありました。約束の時間にはまだ間があったので、少し近隣をぶらぶら。
あるビルを目指したつもりでしたが(実は、私は地図が読めないというよりは、読まないで”感”で動いていることのほうが多い。過去の記憶、特に映像の記憶で動いているようである。つまり視覚系である)、そのビルは少し様子が違った。
オーク調の建材が、多く使われたシックな雰囲気である。ロビー正面が、ニューヨーク辺りの小さなホテルのロビーの様でもあったことに誘われた。
さらに誘惑度を高めたものは、小さく出されたSALEの赤文字である。
(今年のデパートの夏物セールは、例年より早く始まったそうである、新しい商業施設もその戦線に加わり、例年より厳しいとニュースにあった)
そこは、今年4月にオープンしたビルであった。
近隣のメタリック感が強いビルとも、新宿渋谷池袋といった地域とも、また表参道、六本木地域とも一味違う。
落ち着いた環境である。もちろんショップの店員さんの対応も異なっている。
特に違うのは、この人が店員さんであるということが、目立たない。一見お客さんの様でもある。が、気がつくとさりげなく商品の手直しをしたりしていることで分かる。
その分、自由にゆっくりと商品を見る、手にすることができる。
最近は年齢層の高いお客さんが多いということで、店員さんもそれなりの年齢層を配している傾向にあるように思えるが、ここは違っている。年配客に
は、年配の店員をというのは、少し短絡過ぎる。(私と同じぐらいの年配の人が売っていると思うと、どうもフレッシュさを感じなくなるのだそうである)
このビルの顧客層は、アラサー(アラウンドサーティー・ 30歳前後の女性)と団塊世代の中間にあたる世代のようである。
ファッションや生き方に個性を感じているといった層であり、サービスをされることに慣れている、が干渉されることも嫌うという傾向をもつようである。
つまり、このような層をターゲットとするサービスに欠かせないのが、「場の空気が読める」ことである。
でしゃばらず、かといって気づいて欲しいと思うときに気づいてくれる、顧客のわがまま心理である。
場の空気が読めるということは、単に技術的なことではない、では、天性のものかというと一概にそうでもない。
身につけることは可能か。・・・もちろんYESである。
その為には、継続した意識的な学びが必要である。
新しいコミュニティーに参加し、多くの人の考えがあることを知る、一流のサービスを受け、感じる、新しい文化(絵や音楽、本、書など)や自然に触れ感じる、話す、聞く、共感するなど新たなところに身を置き、五感の力を養うことである。
五感の力を養うことは、「考える力」「共感する力」に繋がると考える。
「場の空気が読める」ようになるには、自己投資をすることである。
最近自己投資をするビジネスパーソンが少ない。
会社が何かをしてくれることを待っている。実は、そんなものは、本物にはならない。対処療法であり、根本治療ではない。
何よりも自分の意志を持ってすることが、重要である。
さぁ、あなたはこれからの下半期、何に自己投資をしますか?
自分に賭けろ!