新年あけましておめでとうございます。
今日が仕事始めという方も大勢いらしたと思います。
今年の仕事の夢は、なにですか。
プライベートな夢は、なにですか。
「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」という映画をご存知ですか。
原題は、20 FEET FROM STARDOM 直訳するとスターの座から6メートルです。
スターの歌をバックで盛り上げるコーラスをする人たちのドキュメンタリーです。休日に長年の友人と見に行きました。
バックコーラスの人たちの生き様を世界を席巻するスターの一言ひと言を挟みながら進んでいきます。
音楽業界の熾烈な舞台裏も明かされます。
バックコーラスの立ち位置は、センターからの距離、6メートル。
素晴らしい歌唱力、あふれる声量、歌への一途な思い、情熱、夢、実力は、センターに負けずとも劣らない。
しかし、名前は、クレジット(表に出ない)されることのないバックコーラス。
後ろで歌うことだけで終わりたくない。
名前が出るセンターで歌いたい。
素朴な夢です。
しかし、その距離は、長く、遠い。
夢に向い、挫折を繰り返す中で「私はなにをするためにここにいるのか」に気づいたとき、彼女達は歌を歌う自分であることに勇気と誇りを持ち、歌う人生を切り開いていきます。
私達のほとんどは、企業活動の中で名前がクレジットされることは、ありません。
センターに立ちたいという思いを持つこともあまりないのではないでしょうか。
しかし、「私はなにをするためにここにいるのか」を自問しながら、一つひとつの仕事に邁進していくことが、道を開いていくことと思います。
どのような道でも、道は私達の前にできます。
来年とそのまた先の来年に続く今年に精を出しましょう。
このコラムをお読みいただいている皆さまと皆様のご家族に取りまして良き一年となりますように。
本年もこのコラムにご支援とご協力をお願い致します。 2014.1.6 青柳教恵