⑨図・表・グラフ・写真などの視覚情報の処理
さぁ、グラフ、地図はどう読むのだろうか。
棒グラフ、折れ線グラフ、帯グラフなどその性質を理解しておくことが必要である。
視覚障がい者の方に折れ線グラッフってわかるのだろうかと上から目線の思いを失礼にも感じてしまう。受講者から質問も出ていた。講師の話し、学習されているからわかる、わからないことがあれば自分で調べられるとのこと。まず音訳者は、書かれていることを忠実に伝える事が必要であると。
例えば、
①帯グラフがあります・・・状況を述べる
②テーマを述べる 多くは太字で書かれている、最初の部分。
③備考として書かれていることがあれば。
④設問の数
⑤設問の中身を読み上げていく
折れ線グラフなどでは、なめらかに上昇、右肩上がり、急激に落ち込む等など形容する言葉を複数持つ必要がありそうである。
図表なども縦項目、横項目、注釈等を縦、横、項目数、内容などを余計な言葉(説明)を用いず表現する。足しても引いてもいけないということである。忠実に、に尽きる。